来春の中野区議選に向けた、区長選の私的考察的なこと

いまさらですが、この棒グラフが気になっています。
6月の中野区長選と区議補選でゼロ当確を叩き出したるたさん がツイートしていた、これです。

 

今回の区議補選の得票数を2014年区長選の得票数と比較したグラフ。

これ、中野区内で自民/公明に投票する人の数は合わせて3万、共産に投票する人は1万8000から1万9000 -- というふうに大雑把に私には読めるのですけれど。


るたさんは、構図が違う選挙の「単純な比較は出来ない」とおっしゃるのですが……。

比べてみたくなるじゃないですか。

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はい。

今回の区議補選で立憲の候補と共産の候補の得票数は合わせて5万8491。自民は3万0076でした。

ところが、区長選で酒井さん(現区長)の得票は3万6758、区議補選の立憲と共産をあわせた得票数を2万2000票近くも下回っています。

いっぽう、田中さん(当時の現職)は2万7801、区議補選での自民候補の票より2000票くらいしか少なくありません。

 

4人の候補のうち、ほかの2人は保守系ということでしたが、票は保守分裂しませんでした。
結果として、2人が削ったのは田中さんではなくほとんど酒井さんの票だったということになります。
現職以外の3人は公約が似ていると、有権者には思えたのでしょうかね。

 

あと、グラフからの推測ですが、もしかして補選で杉山さんに投票した人の半分以上が、区長選では酒井さんではなく吉田・市川両氏に投票してませんか?

 

つまり、
区議補選は杉山さん、区長選は酒井さんに投票→わかる
区議補選は杉山さん、区長選は市川さんに投票→わかる
区議補選は杉山さん、区長選は吉田氏に投票→え?

 

吉田氏の得票数については、わりと区内でも謎とされているんですが、吉田氏に投票した人のほとんどが杉山さんに投票した人たちと同じだとすると、かならずしも極端な政治思想を持つ人が吉田氏に多く投票したわけではなかったのかもしれません。

 

何というか、このへんに「自公も嫌だけど共産もちょっとなー」っていう、ふわっとした投票行動をする人たちが含まれてたんではないかと。

 

るたさんのこのツイートは、期日前ではなく投票日当日になってから投票に行った人の中に吉田票が多かったことを報告しています。

 


で、区議選ですが。

前回区議選。

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自民13/16人当選。得票計3万0346票。候補者1人当たり1896票。
公明9/9人当選。得票計1万6752票。1人当たり1861票。
共産7/7人当選。得票計1万6647票。1人当たり2376票。
民主(当時)5/5人当選。得票計1万3695票。1人当たり2739票。

 

共産党の得票は1万7000弱で、区長選や区議補選の数字とそれほど違いません。

でも自民と公明の得票数は計4万7000票くらいになり、区長選や区議補選の時の3万と比べてずいぶん多いですね。

区議選の時の自民票は3万、公明票は1万7000弱。

来春の区議選では、自公と共産の固定票を基礎にした票読みと戦略がとても大事になってくるんでしょうねー。

 

当選者の最多得票は3478票、最少1438票、次点は1409票でした。
当落の差わずか29票。1票がいかに大事かわかります。

前回区議選結果のスプレッドシートです。よろしければDLしてご参考に

 
さて。
今回区長選の投票率は前回より4.96ポイントUPの34.45%。
これをさらにUPさせるには、区がやってる啓発活動ももちろん大事なんでしょう。
だけどそれをやっても4割いかないのは、もう物理的に投票所をたくさん便利な場所につくるしかないんじゃないでしょうか。

杉並区では大規模マンション内の投票所が突出して高投票率になってます。

 

どうでしょう。
中野区内の各駅前にもスーパーにもホムセンにも投票所。
そして期日前だけでなく当日も、どこの投票所でも投票できるようにする。
コストがネックなんですけれどね。

 

【非公式】中野区市民インフォメーション管理人( r )でした。