やった! 減額
昨年度2018年度と今年度2019年度で博報堂への委託費に1億円超が突っ込まれた中野区シティプロモーション。
来年度2020年度は博報堂への委託費は大幅減額されるようです。
いろいろ区民の皆さんの意見、議会の皆さんの意見を踏まえ、金額についてはかなり抑えていく。
-- 2019/12/11来年度予算についてのタウンミーティングで酒井直人区長発言
よかったー。
その分の税金はもっとマシなことに使われるでしょう。
3年の事業期間が終わったあと、継続して博報堂にダラダラ税金が注ぎ込まれるのも避けられるかもしれません。
博報堂が貰う宣伝費が少なくなるってことは、税金を使った悪趣味な広告や、税金を使った目障りなステマSNSが来年度は激減するはず。
(まあでも、博報堂から学んで「職員がやれることはどんどんやっていく」って区長が言ってたから、来年度は区職員がステマSNSその他をするのかもしれない。お疲れさまです)
唐突なカタカナ政策
思えば昨年2018年10月、唐突に出現した中野区シティプロモーションのホームページに「何この広告屋のおざなり空疎なカタカナだらけのホームページ」と驚愕しました。下はその時の驚きを綴ったブログ↓です。
2018年度はこのホームページと、業者と大学関係だけで区民を公募しないで開催したワークショップがまず博報堂のお仕事だったわけですが、その区民を入れないワークショップの結果、なんかあの人形をキャラクターにすることにしたって下の↓宣伝記事に経緯が書いてある。
(人形の名前を書かないのは、博報堂が1億円貰ってやってる宣伝を、私がタダで宣伝してやる義理はないからです)
唐突な人形
田中大輔前区長のグローバル戦略推進(観光振興)からシティプロモーション(それに地元への愛着醸成を足したものと説明されている)への方針転換は、2018年8月30日に最初に中野区議会建設委員会に報告されました。区長が酒井氏に変わった6月15日の2カ月半あとでした。
翌2019年2月1日の区長会見で人形をキャラクターにすると発表。決定を受けて中野じゅうに件の悪趣味な広告が溢れました。
議会には2月6日に建設委員会で事後報告。
しかし人形を使うなら使うで、作家に本来の作風で作ってもらった方が良かったんじゃないでしょうか。同じ作家の他の人形は、どれも素敵です。
人形の設定とかポエムとかは、天下の博報堂の宣伝なので私には分からないけどそういうものなのかも知れません。
ただXジェンダーの設定に関してだけは何のつもりだったのか、その後その設定を生かした展開があったわけでもないのでただの広告のノリだったのかと思うと酷いです。
シティプロモーションの件はまた書きますが今回は取り急ぎの朗報ということで。
( r )2019/12/15記
シティプロモーション事業は株式会社博報堂に委託をしております。平成30年度の契約金額は3039万1200円であり、平成31年度の契約金額は7447万円でございます。
-- 2019/9/12区議会本会議で酒井区長答弁
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