新しい中野区役所を見学しました(2024年4月)

選挙で区長を換えたにもかかわらず、東京都中野区が中野サンプラザ解体に固執したのは、区役所建て替えの費用を捻出するためだが、その新庁舎が完成した。2024年4月、区民などを対象とする見学会が開かれ、私たちも抽選に当たったので参加した。写真を少し撮ったからこのブログに載せる。2024/4/20記

1階: 見学会受付

東京都中野区役所新庁舎。2024/4/19撮影(この記事の写真は全て同日撮影)

見学会は4月19(金)20(土)の両日で計3000人を募集した。私たちが行ったのは19日だ。

中野区役所新庁舎の見学会を実施します(参加申込は終了しました) | 中野区

1階から入って受付で、見学コースが掲載された1枚紙のリーフレットをもらった。この記事は、見せてもらったコースの順番にリーフの画像と撮った写真を貼っていく。

受付の後すぐ階上にあがる。中野区役所新庁舎の窓口フロアは2階以上にあるからだ。区議会で1階に置くべきとの意見が強かったが、絶対に区は譲らなかった。2階には中野駅から人工地盤の通路が直結するからと区議会で答弁していた。今のところ影も形もないその通路はいつできるんだろうか。

なお、バッジをつけたグループに職員がつきっきりで案内していたが、一般区民は指示された見学ルートを基本的に勝手に見ていく感じだった。

(見学会リーフレットより)

2階: 窓口フロア

(見学会リーフレットより)

なぜ庁舎内に排除ベンチがあるのだろうか。

3階: キッズスペースなど

(見学会リーフレットより)

11階: 区議会本会議場傍聴席

(見学会リーフレットより)

下は窓から見える現庁舎と中野サンプラザ。新庁舎の外観は、外壁にパネルがたくさん貼りついているのだが、中から見るとパネルはそれほど眺望に邪魔な感じはしない。

下は窓から見える中野区立中野中学校(右)と中野区立四季の森公園(左)。

屋上庭園

本会議場傍聴席を出たところに屋上庭園がある。解体までは、ここから中野サンプラザを望むことができる。

風がとても強かった。たまたまなのか、それとも新庁舎は強風(再開発ビルのビル風)吹きすさぶ四季の森公園と隣接しているから、やはり強風が吹きすさんでしまうのだろうか。

9階: ワークラウンジなど

(見学会リーフレットより)

1番下の黄色い椅子は1人で作業したい人のスペースらしい。

6階: 災害対応エリアなど

(見学会リーフレットより)

このエリアのみ職員によるレクチャー/説明があった。中野区の災害対応とV-CUBE Board について。

下は庁議室と階段。

1階:「区民活動拠点」

(見学会リーフレットより)

見学コースの最後は1階。窓口を2階以上に上げた理由は、こういうおしゃれスペースを1階に置きたかったからだ。

1階から庁舎の庭に出ると、強風で養生シートが飛ばされるのを数人がかりで抑えていた。

付記: 契約金額など

資料など

『なかの区報』新庁舎特別号

中野区新庁舎リーフレット

中野区新庁舎パンフレット

(中野非公式通信) & (く)