クロネコヤマト「羽田クロノゲート」見学と隠れねこなど(2024年12月)

2024年12月、ヤマトホールディングスの物流拠点「羽田クロノゲート」を見学した。施設の主要部分は撮影不可のため、敷地内と近くの穴守稲荷神社にあった隠れねこなどを併せ簡単に紹介する。2024/12/16記

羽田クロノゲート

見学概要

ヤマトホールディングスの大型物流拠点、羽田クロノゲート(東京都大田区)では、荷物がベルトコンベア上を高速で運ばれながら自動的に仕分けされていくところや、仕切りのガラスを透明にしているあいだ中を覗かせてもらえる集中管理室などが見学できる。それらの場所は撮影不可のため、公式のウェブサイトで確認してください👇。

パンフレット1
パンフレット2

施設がオープンした2013年の日刊CARGO電子版の動画などをみると、当時ベルトコンベア上を流れていたのはほぼクロネコヤマト宅急便の段ボールのように見える。しかし今回、次から次へと流れてくるのはネコポスなど小型の荷物だった。メルカリやネットオークションの商品配送が増えたせいではなかろうか。

見学中に見せてもらった動画によると、コンベアに荷物を乗せるところと下ろすところは人手のようだ。今後はそこも機械を充てる方向になっていくのだろう。

企業の見学コースとしての特徴は、職員が終始見学グループにつきそって説明するところだ。羽田クロノゲート見学コースを全体受注した大日本印刷は「アテンドする社員と来場者が対面しながら紹介するコンテンツや引き出し式のコンテンツなどによって来場者との会話を誘発し、常にお客さまと向き合うヤマトグループらしさを表現することを心がけ」たという。また同コースのクリエイティブを担当した内田洋行によると「お客様からのヤマトグループに対する『漠然とした信頼』を『確固たる信頼』にしたい」との要望があったそうだ。

上記の狙いは成功しているように思えた。グループできた高校生が職員に積極的に質問していた。展示ホールの「引き出し」に簡単なゲームがあり、彼らに人気を博していた。

羽田クロノゲート(東京都大田区、2024/12/12撮影)

羽田クロノゲートに展示されたヤマト運輸ウォークスルー1号車(東京都大田区、2024/12/12撮影)

隠れねこなど

羽田クロノゲートに展示された巨大クロネコはクリスマス仕様になっていた。

羽田クロノゲートに展示された巨大クロネコ(東京都大田区、2024/12/12撮影)

敷地内には猫のオブジェが散見される。探してみてはどうだろう。

羽田クロノゲート敷地内の猫オブジェ(東京都大田区、2024/12/12撮影)

穴守稲荷神社

隠れねこなど

近くの穴守稲荷神社から羽田クロノゲートが展望できる。

穴守稲荷から見た羽田クロノゲート(東京都大田区、2024/12/12撮影)

穴守稲荷にも隠れクロネコがいる。

穴守稲荷のクロネコ(東京都大田区、2024/12/12撮影)

穴守稲荷のウェブサイト👇。上掲のクロネコを含む図が掲載されている。

穴守稲荷のウィキペディア👇がものすごく詳しい(2024/12/16現在)。読んでみたらとてもディープな歴史をもつ神社のようだ。

(中野非公式通信) & (く)

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