中野区文化財保護審議会の傍聴拒否に対する損害賠償請求が東京地裁で棄却されたため控訴した。2022/4/5記
東京高裁での控訴審第1回口頭弁論は2022年4月14日(木)14:20、809号法廷で開かれ、結審した。4/14追記
控訴審判決は6月9日(木)16時から言い渡され、高裁は損害賠償請求を棄却した一審の判断を維持した。6/9追記
経緯
中野区が旧中野刑務所正門(=現在の中野区文化財: 旧豊多摩監獄表門)の取扱いを審議する文化財保護審議会を非公開とし傍聴を許可しなかった件で、私たちの仲間が申し立てた行政不服審査請求の却下(2021年1月)、提訴(同2月)、地裁判決(同12月)に至る経緯は下記記事参照。
控訴
原告の控訴理由書
控訴理由書で原告(中野区民)は、一審が行政不服審査法に照らした審理をしなかった点を問題にした。
被告の控訴答弁書
答弁書で被告(中野区)は一審判決(棄却)の維持を求めた。
区議会での報告
2022/3/14中野区議会総務委員会資料 - 区を被控訴人とする控訴の提起について
第1回口頭弁論、結審
控訴審は東京高裁第8民事部、事件番号は令和4年(ネ)第338号。第1回口頭弁論は2022年4月14日(木)14:20、809号法廷。
4/14追記: 第1回口頭弁論で原告の中野区民が控訴理由書を、被告の中野区が控訴答弁書を陳述し結審した。三角比呂裁判長と作原れい子、川淵健司両裁判官。
追記: 判決
控訴審判決言い渡しは6月9日(木)16時、809号法廷。高裁は損害賠償請求を棄却した一審の判断を維持した。判決文は下記リンク先参照。
つづきの記事(上告)
(中野非公式通信)& (く)