2018/6/12『中野区パートナーシップ宣誓』意見交換会(@ 区役所)に行きました。
まず、この制度ができることは超‼︎ 評価します。
むしろ遅すぎたくらいじゃないでしょうか。
ただ、使いやすさには課題があるとの意見が多く出ていました。
特に、「同居」の要件について。
公表されている資料「中野区パートナーシップ宣誓・宣誓書等受領証交付の考え方について」では対象者の要件として挙げられていないように見えます。
しかし、同資料の概要の部分に同性カップルの定義の形で「継続して同居して共同生活を行う」というのが埋め込んであります。
分かりにくいですね。
(↓区議会での質疑)
自治体が発行するパートナーシップ証明書は、同性カップルが部屋を借りたいとき役に立ちます。
ところがすでに同居してなければ発行されないとすると……?
意見交換会で何人もから疑問が出されていたところです。
区によると、民法で結婚の要件として同居が挙げられており、パートナーシップ宣誓も同居を基にしたシステムにする必要がある、とのことです。
あと、自治体によっては携帯便利なクレカ大の証明書を渡してくれるそうですが、中野区はA4紙の予定。
それから、制度周知のための予算がいくらついているか質問があり、答えは……「ゼロ」でした。
え?笑
今後のスケジュールは、
7月に区議会で今回の意見交換会について報告と区報などで告知
8月に宣誓申込受付開始
となっています。
意見交換会の参加者は60人くらいいたでしょうか。
民泊条例案の意見交換会の時より多かった感じです。
関心の高さをうかがわせます。
意見交換会はたまに開催されていて、区の方針に意見を言ったり、担当者に質問したりできるチャンスです。
27日からは区議会が開かれます。
傍聴に行ったことがなかったら、ぜひ行ってみましょうよ。(く)( r )