2019区議選で中野区議会は自公が過半数割れに

中野区議会議員選挙は2019年4月21日実施、翌日開票されました。定数42に対し60人が立候補。多数を占めていた区議会野党の自民党公明党が改選前(欠員1)の合計21から17へ議席を減らし、過半数割れとなりました。

区議会与党の立憲民主党共産党は改選前の合計12から14に増加。

投票率は40.46%。前回(2015年)より0.02ポイント増と、ほぼ横ばいでした。投票者数は10万9623人。

下の図の左が改選後の中野区議会の議会構成です。右が改選前。

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  改選後 改選前
自民 9 12
公明 8 9
立憲民主 8 6
共産 6 6
都ファ 2 2
諸派・無所属 9 6
欠員 0 1

 自民党は改選前12人に対し現職11人新人6人の計17人を擁立、8人が落選(うち現職3人)。公明党は改選前9人に対し8人を立て全員当選。

立憲民主党は改選前6人に対し8人が立候補し全員当選。共産は改選前6人に対し7人を立て1人(現職)落選。

 

(参考)前回2015年からの得票数の推移

 

トップ当選の浦野さとみ氏(共産、元)の得票数4000票超は中野区議選(補選を除く)では1971年以来48年ぶり。なお1971年の投票者数は18万6741、投票率73.57%でした。

平和の森公園の「緑とひろばを守る」公約を前面に訴えたことが奏功したとみられます。非常に大きな期待がかかっているわけですから、300メートル陸上トラックを作り運動場にするため既に1万2000本の木が切られ、掘り返して発泡スチロールが埋められ破壊されてしまった平和の森公園草地広場を、中野区に今後どうさせるのか、注視していきたいです。

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  改選後 改選前
女性議員の数 11 8
平均年齢 48.2 52.0
初当選(1期目)議員の数 7 12
平均当選回数 3.3 2.9

改選前後を見ると、女性議員の数が8人から11人に増加。平均年齢は52.0歳から48.2歳にやや若返り。中野区議会最高齢だった篠国昭氏(78歳、自民)落選の影響が大きいでしょう。

初当選(1期目)の議員の数は12人から7人に減少。平均当選回数は2.9から3.3に。

 

在特会との関係が指摘される吉田康一郎氏、NHKから国民を守る党の竹村あきひろ氏の当選は今後の要注意事項と言えます。

 

(参考)改選後の中野区議会表決時の行動予想

(参考)今回中野区議選で自民の得票数は過去最低

(参考)中野区議選データ

 (参考)中野区選管委員長のエピソード

(参考)選挙管理委員会は傍聴できます

 

投開票結果

 

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開票が行われた中野体育館 [撮影(く)]