中野区議会が開会しました。酒井区長所信表明の概要など

2018/6/27酒井直人中野区長の初の所信表明が区議会でありました。
本会議場の傍聴席は満席、庁舎内はライブビューイング状態に。

 

当日、現場から情報を送ってきていたのはリポーター(く)です

 

酒井区長所信表明全文

中野区議会まとめのまとめ

 

「区政の主役はあくまでも区民」。
酒井区長の初めての所信表明のキモはこの語に尽きます。
政策決定の方法や姿勢が民主的であることが大事です。
それが全ての前提。

 

所信表明で挙げられた主な政策

 

・『地域包括ケアシステム』を構築する - 子育て世帯、高齢者、障害者など全ての区民を対象。完成イメージや構築過程はこれから

 

・基本構想と基本計画をつくる - 基本構想2回の改定は区民参加の議論を経てないので多くの区民と意見交換したい

 

・公教育の充実に取り組む。保育園の人員体制を強化する。区立保育園、区立幼稚園、児童館は一定期間存続させる。公園を整備する

 

・高齢化対策として『見守り支えあいネットワーク』を構築する。障害者福祉手当の対象を精神障害者にも拡大する

 

・障害者差別の解消。性別による差別の禁止。性的指向性自認、国籍による差別のない地域社会づくりを進める。犯罪被害者の支援

 

・1万人アリーナ計画の検証。リスクや負担のシミュレーションを示し議論する

 

・平和の森工事内容、哲学堂公園利活用ビジョンの見直し。区民の意見を聞いて判断する

 

西武新宿線の立体化を推進

 

・中野区自治基本条例で保障されている、区民の区政への参加を促す。そのため区民からテーマを募り、定期的に対話の場を設ける。政策決定過程を区民に検証可能な状態で公開し、区民が主体的に政策づくりに関与できる環境をつくる

 

・職員提案制度を改善し、ボトムアップ型区政に転換する

 

・防災のため区内の木造住宅密集地域を改善し、区道の無電柱化をすすめる。23区で唯一実施していない木造住宅の耐震補強工事への助成制度をつくる

 

この所信表明や議案について、きょうから区議会で議論がはじまります。
行ける人はぜひ傍聴に行ってみましょうよ。( r )

 

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