中野区職員の自民党区議と共産党区議に対する態度のすごい違い(動画、2020年7月)

概要

中野区立平和の森公園で開かれたバーベキュー実証実験で、中野区職員の自民党区議と共産党区議に対する態度のすごい違いが動画で記録された。2020/7/15記

 

BBQ実証実験

中野区が住宅密集地の平和の森公園(東京都中野区新井)に作ったが未開業の「バーベキューサイト」で、地元住民らの要請を受け、2020年7月13日に実際に肉や野菜を焼き、煙や臭い、騒音といった公園利用者や近隣への迷惑を測定する実証実験を行った。その様子は下記まとめ参照。

 

区議到着時の動画

実験に区職員や業者、区議、区民など数十人が集まった。中野区はBBQ場の5区画全部と「手洗い場」の周りを広くコーンバーで囲い、近隣住民を含め一般区民を締め出した。ところが自民党区議団が到着すると、最敬礼と愛想笑いで中に入れた。

 

自民党区議団はこの直前、平和の森公園未開園区域で完成間近い中野区立総合体育館の中を見せてもらい、そこからまとまって歩いてBBQ場に到着した。自民党に続き公明党区議も入ったが区職員は最敬礼はしなかった。

 

自民と公明は田中前区政では与党で、平和の森公園の樹木大量伐採と300メートルトラックやBBQ場を含むスポーツ公園化計画を住民の反対を押し切って進めた。しかし2018年の酒井区長就任以降、自公は中野区議会では野党となり、立憲民主党共産党が与党である。区長を変えたにも関わらず平和の森公園の工事が田中前区長の計画そのまま行われたのはこれまで伝えた。

 

さて、自公(野党)の少しあとで共産党(与党)区議を柵内に入れた際の、中野区職員の振舞いを見てみよう。

 

自民党に対する丁重な態度に比べ、ずいぶんとぞんざい。職員が外したバーの端を地面に放りっ放しのため、浦野さとみ区議が足を引っ掛け危うくバランスを崩しかけた。左端に映っている区職員4人のうち1人は、先ほどの動画で自民党区議に最敬礼していた。なお画面左端手前でこちらを向いている男性は職員ではなく別の共産党区議、画面中央左寄りで見ているのは自民党区議だ。

 

スクリーンショットで違いを見てみよう

動画をスクリーンショットしてみた。

1-2枚目、自民党区議(左側、以下同じ)到着時の中野区職員(右側、以下同じ)の態度。

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3枚目、公明党区議到着時の中野区職員の態度。

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4枚目、共産党区議到着時の中野区職員の態度。

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所属がどこであれ区議会議員は区民の代表なのに、区職員が党によって態度を変えるのはどうか。彼らの一般区民に対する対応はましてや推して知るべしである。

 

一般区民立入禁止に住民が抗議した結果、このあと中野区職員はようやくしぶしぶ少数の一般区民に、BBQサイト内の一部エリアに限り、入って実験を監視することを許可した。

中野区職員いいかげんにしろ

 

(中野非公式通信)

 

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